スキーは現在の日本で広く楽しまれています。その歴史は古く1890年にオーストリアから、陸軍少佐テオドール・エードラー・フォン・レルヒによって新潟県の上越地方に伝えられました。このスキーの伝来は、軍隊の技術の向上を目指して伝えられたものでした。そしてこのときはまだ、滑るときに、一本の棒を持って滑るというものでした。
後に、北海道に二本の杖を持って滑るスキーが伝えられました。そして、スキーの大会が開かれ、二本の杖を持つグループが圧勝したため、二本の杖を持つ滑降が主流になっていきました。スキーの歴史は非常に古く、紀元前2500年のスカンジナビア半島の壁画に登場するほどです。そしてその後、ノルウェーなどで独自の発展を遂げていきました。
例えば、ノルディック地方では、現在のビンディングの起源になるものが発明されました。そして、この発明が、現在の走る、飛ぶ、滑るという3要素のそろったノルディックタイプの起源につながりました。また、このころから、本来は狩猟用として行われていたものをスポーツとして楽しむといった風になっていきました。このように、ヨーロッパで発祥したのですが、現在では世界各国で親しまれています。
ひとつのレジャーになっているのです。そこで、旅行代理店が企画してツアーを組むことがあります。例えば、リフト券が無料の新潟県苗場へのツアーです。こうしたツアーでは、宿泊もセットになっていることが多く、割安で済むことも多いです。